メリット・デメリットは?

このページでは、ダーマペンに興味を持つ方に向けて、知っておきたいダーマペンの基礎知識を紹介しています。今回はダーマペンで得られるメリットや、気を付けたいデメリットについて調査しました。施術を受ける前にぜひチェックしてくださいね。

もくじ

ダーマペンのメリット

ニキビ跡の改善に効果的

セルフケアではなかなか治らないニキビ跡はダーマペンで改善できる可能性があります。

ニキビ跡は皮膚の深層部まで肌がダメージを受け、ターンオーバーが正常に働かなくなることでできてしまうもの。ダーマペンは真皮まで針が届くため、正常なターンオーバーを促し、ニキビ跡や凹凸のある肌をなめらかにしてくれる効果が期待できます。

美容成分を入れることでさらに肌再生を促進

また、ダーマペンはニキビ跡の治療のほか、美白や肌のハリ、ツヤを向上させる効果も。例えば、針をさした穴からビタミン豊富な美容液を浸透させることでハリやツヤを向上させたり、美白成分と組み合わせることで自然な透明感を出したりすることもできます。

ニキビ跡の改善と一緒に美白や毛穴ケア、小じわなど複数の効果が期待できるのもダーマペンのメリットです。

比較的ダウンタイムが少ない

ダーマペン4のような新しい機器では、比較的ダウンタイムが少ないというメリットがあります。

ダーマペン4は肌にさす針は髪の毛よりも細く、肌への負担を抑えて施術することが可能です。そのため、痛みやダウンタイムを極力抑え、日常生活に支障がない範囲内で施術を行うことができます。痛みが苦手な方には施術前に麻酔クリームを塗布することもできるので、痛みを軽減することができるでしょう。

ダーマペンのデメリット

針の取り扱いに注意が必要

ダーマペンは、肌に針をさして肌本来が持つ自然治癒力を高める施術法です。 そのため内出血や赤み、腫れなどのダウンタイムがあります。ダウンタイムに抵抗がある方は治療を受ける前によく検討しましょう。 また、金属アレルギーがある方は施術を受けられないため、施術前にカウンセリングで確認しておきましょう。

継続的な治療が必要

ダーマペンは1回の施術でも効果が期待できますが、しっかりとした効果を得るためにも継続した施術がおすすめされています。 即効性を期待する人にとっては物足りなさを感じる場合もあります。1回でしっかり効果を得たいという方は、別の施術法を検討するのもいいでしょう。

治療後の日常生活に注意

ダーマペンは比較的痛みやダウンタイムが少ない施術ですが、肌に針をさすのでやはり施術後にはいくつかの注意点があります。たとえば、以下の3つが挙げられます。

  • 腫れが引くまでは化粧、日焼け止めを使用しない
  • 紫外線を避ける
  • 施術直後や、赤みが出る場合は入浴を控える

以上のことから、なるべく施術翌日は外出しなくて済むよう予定を空けておきましょう

メリットもデメリットも
両方ある

今回は、ダーマペンのメリット・デメリットについて紹介しました。

肌本来の再生力を促し、治癒力を高めてくれるダーマペン。しかし、施術後は紫外線を避けたり、入浴を避けなければならなかったり、いくつかの注意点があるため、正しい効果を得るためには適切な方法で施術を行うことが大切です。

ダーマペンは継続して行うことで効果を実感できるため、通いやすいクリニックを選ぶことがダーマペン成功のコツです。

監修医師:吉岡容子先生
吉岡先生

東京医科大学医学部医学科を卒業後、麻酔科学講座入局。麻酔科退局後、「明治通りクリニック」皮膚科・美容皮膚科勤務。院長を務め、平成24年より「医療法人容紘会高梨医院」皮膚科・ 美容皮膚科を開設。院長として現在も勤務する傍ら、皮膚科・美容皮膚科関連記事やWebメディアなどの監修を行う。


クリニック公式サイト:https://www.takanashi-hp.com/hifuka/

ブログ:https://ameblo.jp/takanashiiin/